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ドナルド・トランプ米大統領が新興国グループ「BRICS」の政策に同調する国に新たな関税を課すと表明したことで、国際貿易に新たな不確実性が生じるとともに、ロシアと中国が反発している。
ルラ大統領はトランプ氏が「ソーシャルメディアで関税の脅しをかけるのは無責任だ」と述べ、世界各国の首脳に対し、国際貿易のドル依存度を低減する方法を見つけるよう呼びかけた。これはBRICS諸国も共有する立場だ。
4月2日を「解放の日」と称してトランプ大統領が関税を発表して以降、安全な投資先としてのドルの信認が揺らぎ、米経済は大胆な関税政策の影響でリセッション(景気後退)に陥るとの不安が広がった。ドルは年初来、9%近く下げている。
ドナルド・トランプ米大統領は、ブラジル、中国、ロシアを含む主な新興国の「反米政策」に従う国からの輸入品に対し、高関税を課す考えを表明した。
トランプ米大統領は、主要新興国グループである「BRICSの反米政策」に同調するいかなる国に対しても、追加で10%の関税を課す考えを示した。米国が貿易相手国との関税を巡る交渉を続ける中、発言はさらなる不確実性をもたらしている。
Stocks retreated at the start of a potentially volatile week, as U.S. trading partners rushed to finish trade deals ahead of ...
【7月7日 AFP】中国は7日、ドナルド・トランプ米大統領が主要新興国で構成されるBRICSと、それに同調する国々に追加関税を課すと警告したことを受け、BRICSは「対立を望んでいない」と述べた。
The United States is close to finalizing several trade pacts in the coming days and will notify other countries of higher ...