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商船三井グループのドライバルク事業会社、商船三井ドライバルク(本社・東京都港区)が30日付官報に告示した2025年3月期決算は、経常損益が4億9800万円の黒字(前の期は2億4400万円の赤字)に転換した。前の期に発生した急激な市況変動を背景とした短期用船コスト上昇による逆ざやが解消したことが収益改善につながったとみられる。売上高は前の期比4%減の1932億円、営業損益は8000万円の黒字… ...
商船三井グループのフェリー・RORO船事業会社、商船三井さんふらわあ(本社・東京都千代田区)が6月26日付官報に告示した2025年3月期決算は、経常利益が前の期比ほぼ2倍の42億円に拡大した。23年10月の経営統合による増収効果を通年で発揮したことが増益につながったとみられる。売上高に相当する営業収益は33%増の525億円。環境低負荷なLNG(液化天然ガス)燃料仕様の新造フェリーの相次ぐ竣… 続き ...
日本船主責任相互保険組合(ジャパンP&Iクラブ)は6月27日、愛媛県今治市で5月に開かれた国際海事展「BARI―SHIP(バリシップ)2025」での取り組みの概要を公表した。同組合の事業やP&I保険(船主責任保険)の役割を伝えるブースを出展し、最新情報を解説する特別セミナーを開催。イベントを通じて、取引先の船主や業界関係者らと活発に交流した。バリシップ2025は5月22―24日に開催された… ...
韓国造船最大手HD現代グループは、選別受注する中で成約を継続している。足元では、子会社のHD現代三湖がLNG(液化天然ガス)運搬船、スエズマックス型の原油タンカーを計6隻追加受注した。グループの造船持ち株会社、HD韓国造船海洋は6月23日、子会社のHD現代三湖が15万7000重量トン型の原油タンカー2隻を成約したと韓国取引所に告示した。発注者はアフリカ船主としている。契約総額が2453億ウ… ...
商船三井は6月27日、MOLアンバサダーを務める小中高生を大阪・関西万博に招待し、体験型学習を実施したと発表した。海や海運業について学びながら伝える役割を担うMOLアンバサダーたちは、商船三井の出展ブースや同社が支援するモーリシャスの展示パビリオンなどを訪問した。商船三井は「未来の都市パビリオン」で、風力と水素を活用する次世代ゼロエミッション船「ウインドハンター」の大型模型を展示している。… ...
国際協力銀行(JBIC)は6月27日、商船三井がポーランドで実施するFSRU(浮体式LNG〈液化天然ガス〉貯蔵・再ガス化設備)用船事業に対して2億5200万ドル(約362億円)を融資すると発表した。JBICは、商船三井が100%出資する「ホワイトイーグルエナジー」(キプロス)との間で、融資金額2億5200万ドルを限度とする貸し付け契約を同日締結した。三井住友銀行と仏系金融グループのクレディ・アグ… ...
商船三井と、三菱重工業グループの三菱造船は30日、共同で開発している液化CO2(二酸化炭素)・メタノール兼用輸送船について、日本海事協会(NK)から基本設計承認(AiP)を取得したと発表した。同兼用船でのAiP取得は世界初となる。CCUS(CO2回収・有効利用・貯留)で、CO2を燃料や化学製品に転換する技術は、CO2の利用法として注目される。さらに、回収したCO2を原料として合成メタノール… ...
阪神国際港湾戦略事務局ポートセールス部会は24日、鹿児島市で「阪神港セミナーin鹿児島 地元港の利用に関するご提案」を開催する。阪神港は鹿児島県と国際フィーダー航路やフェリー航路で結ばれており、阪神港の最新情報や優位性をアピールし利用拡大を図る。セミナーでは、第1部で近畿地方整備局が「コンテナ物流の動向と阪神港」、阪神国際港湾会社が「阪神港のご紹介」の演題で話す。また、井本商運が「内航コン… ...
日本船主協会は6月27日、東京・平河町の海運ビルで第78回通常総会と懇親会を開催した。総会で選任された長澤仁志新会長(日本郵船会長)は、懇親会冒頭のあいさつで「卓越したリーダーシップを発揮し、日本の海運界を着実に前進させてくださった」と、明珍幸一前会長(川崎汽船会長)に謝意を表した。その上で、「当協会は安定的かつ安全な海上輸送を通じて産業と生活を支え、世界経済の健全な発展・成長に寄与するという大… ...
日本海事センターがCTS統計を基にまとめた4月のアジア16カ国・地域発欧州53カ国・地域向け荷動き(欧州西航)は前年同月比8%増の164・2万TEUで2カ月連続の増加だった。1―4月累計では9%増の613万TEUと同期として過去最高。4月の積み地別は中華地域が9%増の128・6万TEUと最も伸びた。日本、韓国などの北東アジアは8%増の15・6万TEU、東南アジアが5%増の20万TEUだった。… ...
国際船員労務協会は6月25日に定時総会を開き、新会長に綾清隆氏(川崎汽船特任顧問)を選任した。副会長には谷本光央氏(商船三井専務執行役員)、事務局長には池田良一氏が就いた。… 続きはログインしてください。
日本海運貨物取扱業会は6月27日、横浜市内で第78期定時総会を開き、2025年度の事業計画などを承認した。総会後の懇親会であいさつした飯塚利信会長(内外日東)は「会員、行政をはじめとする港湾関係諸団体と協力し、求心力と発信力の強化を柱に『行動する海貨』をテーマに活動していく」と抱負を語った。25年度は引き続き国際コンテナ戦略港湾の施策に取り組むほか、港湾電子化の普及促進を進める。7月1日には協会… ...
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