神戸製鋼所は2日、同社が提供する高延性鋼板が、伯方造船で建造される霧島汽船の新造オイルタンカー（総トン数約4000トン）の外板部分に初採用されたと発表した。同船はガソリン・ジェット燃料などのエネルギー輸送に使用される予定だ。高延性鋼板は従来鋼と同等の ...

外務省は1日、日本、米国、オーストラリア、インドの4カ国の枠組み「Ｑｕａｄ（クアッド）」の外相会合が同日に米国・ワシントンで行われ、重要鉱物分野での協力を強化していくことに合意したと発表した。共同声明には、日米豪印重要鉱物イニシアチブを同日立ち上げた ...

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中小機構は中小企業庁とともに打ち出した売上高100億円を目指す「100億宣言企業」の支援を本格化させる。これまで申請のあった1500件超のうち6月30日までに約1200件を公表している。うち鉄鋼や金属関連は159件を占め、鋼材加工や二・三次製品メーカ ...

特殊鋼流通と建機部品販売のマクシスコーポレーション（本社＝東京都港区、本多康人社長）は、ゴム製品などの販売などを手がける共栄製作所（東京都港区）を買収した。共栄が手がけるシールをはじめとする機械要素部品の販売で、建機部品事業のシナジーを見込む。昨年8 ...

インドマテリアルリサイクル協会のアマル・シン副会長はこのほど、中部地区の大手非鉄総合企業の戸松冶金の刈谷工場（愛知県刈谷市）を訪問し、鉛リサイクルラインなどを見学した。

佐藤商事は滋賀支店を栗東市から湖南市に移転拡張し、5月中旬から本格的に営業を開始した。総投資額は27億円。同じ敷地内で分散していた旧支店の加工・物流拠点を集約し、生産性の向上を目指す。新支店の敷地面積は1万124平方メートルと旧支店の約2倍に広がった ...

カナダ政府は先月27日、鋼材輸入に関税割当制度（ＴＲＱ）導入を発表した。年間260万トンの無税枠を上回る輸入に50％の関税を課す。米国が通商拡大法232条の関税を50％に引き上げており、米国から行き先を変えた他国の鋼材が流入するのを防ぐ。

大手鋼材特約店の永井鋼業（本社＝神戸市西区、永井浩社長）は在庫する厚板全量を東京製鉄のグリーン鋼材「ほぼゼロ」に切り替える。環境配慮型の鋼材を扱うことで、カーボンニュートラル（ＣＮ）に取り組み、脱炭素社会の推進に貢献する。

厚鋼板加工業者のアカシ（本社＝愛知県高浜市、加藤純也社長）は6月末までに、本社工場の屋根の内側に遮熱シートを設置した。工場内の気温上昇を抑えることで、作業環境を改善し、従業員の負担軽減を図る。これにより、昨年から進めてきたプラズマ加工機のノロ（切断ス ...

中部地区の鉄スクラップ相場は値下がりした。今週入りに前後しメーカーのトン500円方の値下げが一巡。つれて市中価格も値下がりした。域内メーカーの値下げ一巡は約2カ月ぶり。製品需要が低迷していることに加え、今月末からはメーカーの定修で需要減退期に入ること ...

白銅は、東京・丸の内の三菱ビルに構える本社オフィスの増床とリニューアルを行い、6月23日から新体制での営業を開始した。11階を中心とした従来のレイアウトを見直し、8階に535平方メートルの新スペースを確保。主に営業部門を配置し、フリーアドレス制を導入 ...