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ホームグランプリとなったF1オーストリアGP決勝は、レッドブルにとって厳しい展開となった。マックス・フェルスタッペンは1周目で接触によりリタイア、角田裕毅も接触とペナルティで最下位に沈んだ。クリスチャン・ホーナー代表は「忘れたい週末だった」と振り返った。
18歳の新人ドライバー、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデスの)は、オーストリアGPの1周目に起きたマックス・フェルスタッペンとのクラッシュにより、次戦F1イギリスGP(シルバーストン)での3グリッド降格とペナルティポイント2点を科された。
オーストリアGPはF1の歴史の中でも長く名高い存在であり、1964年に初開催されて以降、これまでに37回開催されてきた。舞台となるレッドブル・リンクは、シュタイアーマルクの山岳地帯に位置し、1970年に初めて同地でグランプリが開催された。標高差のある4.3kmのコースは、高速と低速のコーナーが混在し、ホイール・トゥ・ホイールの激しいバトルが繰り広げられることで知られている。