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東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅を出て横断歩道をわたり、緑の多いゆるやかな坂をくだっていくと、右手に木の看板が出ていた。「こどもの本屋てんしん書房」。営業時間は「一〇時から暗くなるまで」。二〇一七年に中藤智幹さんが妻の葵さんと共にはじめた店だ。
梨木 香歩 1959年生まれ。作家。小説に『西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集』『家守綺譚』『冬虫夏草』(以上、新潮社)、『僕は、そして僕たちはどう生きるか』(理論社、のち岩波現代文庫)、『f植物園の巣穴』(朝日新聞出版)、『海うそ』(岩波書店)など。エッセイに『春になったら ...
2025.07.25 Tweet 目次 思想の言葉 平井和子 「哲学(史)」と「思想(史)」 ──改めてその方法と関連を問う末木文美士 私たちの時代のファシズム ハリー・ハルトゥーニアン/梅森直之訳 戦後沖縄と戦争責任論 宇田川幸大 思想と「主義」 安彦良和 イノベーション政策の軍事化と学術会議問題 ...
累計82万部、50年以上読み継がれてきた西洋美術史入門の大定番、高階秀爾『名画を見る眼』『続 名画を見る眼』のカラー版を刊行いたします。 Ⅰ巻では油彩画誕生からマネまで、そしてⅡ巻では印象派からピカソ、そして抽象絵画まで、激動の絵画史を一望します。
『破果』の主人公、爪角(チョガク)がよみがえった。殺し屋になる前、まだ「普通」の生活を捨てきれていない、若き女性の姿で。師に見出され殺しの道を歩き出した爪角は、3週間、山に籠って最後の訓練に臨む。それは、ともすれば命を奪われかねない、死と隣り合わせの厳しい訓練だっ ...
無戸籍、虐待、貧困――過酷な生い立ちにあって、自力で思想を獲得し、私自身を生きることを貫いた金子文子(1903-26)。わずか23歳で獄中に没した彼女の人生が、映画『金子文子と朴烈』の公開を機に、あらためて注目されています。
記事の掲載期間は終了しております。連載「研究者、生活を語る」は2024年10月18日に単行本『研究者、生活を語る 「両立」の舞台裏』となり刊行されます。
Moment Joon『日本移民日記』から3年半──。金 範俊/Moment Joonの連載「外人放浪記」が新たに始まります。 働いていても暮らしていても、「日本人」と「移民」は日々当たり前のように接しているでしょう。日本はますます ...
20年前に習い始めた日本語ですが、その学びに終わりはありません。最近は聖書を教材にして毎週新しい言葉に出会っていますが、その中で「さすらう」という言葉に出会いました。今まで気づいていなかったことが、言葉をまとってやっと輪郭を得て自分の前に現れる。自分が今ま ...
私たちは、2011年3月11日の大震災において被災された方々のことを心に刻み、歩みたいと思います。そして、どのような状況にあっても言葉を恃むことを大切にしたいと願い、ホームページ上での連載をはじめることにしました。過去から蓄積されてきた言葉に思いを重ねて書いていただきます ...
その歴史や魅力を、岩波文庫蒐集家でもある山本貴光さんに、全100話でたっぷり語っていただきます。創刊時のこと、造本のこと、お勧めの読み方、編集部も知らないトリビアなどなど、約1年半にわたり掲載します。ご期待ください! *本連載は、『図書』で全20回(全40話)、「たねをまく ...
「web岩波 たねをまく」は、連載、新刊特集、イベントレポート、コラムなど、岩波書店がお届けする、本と本にかかわる世界を愉しむポータルサイトです。パソコンでスマホで、ゆるりと読んでいただけるコンテンツを提供してまいります。(随時更新) ...