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新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画が突然停止になった。どうしてこの計画が急浮上し、強引に推進したものの、結局、見直しを迫られることになったのか。本書『兵器を買わされる日本』 (文春新書)を読んで理解できた。要するに「イージス・アショア」は米国から ...
これまでに、あるようでなかった本かもしれないと思った。『大学教授が、「研究だけ」していると思ったら、大間違いだ!』(イースト・プレス)。昨今の大学の先生が、研究以外のことでいかに大変かということを体験的につづっている。「『不人気学科教授』奮闘記」という副題も付いて ...
新聞の小さな書籍広告に目が留まった。先月初めごろだったと思う。『水運史から世界の水へ』(NHK出版)。タイトルよりも「徳仁親王」という著者名にひきつけられた。皇太子殿下である。さっそく購入した。 2019年5月1日の今日から元号が替り、皇太子が天皇になられた。そのよき日に本欄 ...
新型コロナウイルスとの戦いが世界に広がっている。このまま拡大が続くのか、なんとか収束の方向に向かうのか。本書『世界史を変えた13の病』(原書房)は感染症(疫病、伝染病)と人類の戦いを、世界史という枠組みで振り返ったものだ。わざわざ西洋社会で嫌われる「13」という数字を ...
2023年10月のアニメ化が決定した話題の作品『薬屋のひとりごと』。中華風の架空の王朝を舞台に、薬屋の少女・猫猫(マオマオ)が知識と好奇心で事件を解決していく物語だ。原作者の日向夏さんが、アジア最大級の東洋学研究図書館の本たちと出会ったら? 福岡県在住の日向夏さんと、東京 ...
かつては繊維工場が多くあり、繊維街とも呼ばれる町、日暮里。ひぐらしガーデンの敷地にも、以前はフェルト工場があったものの、時代の流れで廃業。その後、現社長が「地域の人が毎日使ってくれるようなものを売ろう」と考え抜いた結果、行き着いたのが「パン」と「本」だったのだそう ...
「Yahoo!ニュース|本屋大賞ノンフィクション本大賞2019」をはじめとする11の文学賞を受賞し、60万部を突破したブレイディみかこさんの著書『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』。 このたび、同書の「副読本」かつ「続編」となる『他者の靴を履く――アナーキック・エンパシー ...
ネットで右翼的・排外主義的な発言を繰り返す人たち、いわゆる「ネトウヨ」を研究対象にした本が目立つようになっている。その中で、本書『ネット右派の歴史社会学』(青弓社)には、いくつか類書にないユニークなところがある。 ソフトバンクに在籍 まず分厚い。A5判で500ページを ...
株式会社オトバンク「新刊JP」 次これ読もう、が見つかる「新刊JP」 日本最大級の書籍紹介ウェブサイト。話題の書籍や新刊本をブックナビゲーターが音声で紹介するインターネットラジオ番組「新刊ラジオ」や、書評記事、イベントレポート、出版業界の動向などを提供するニュースメディア ...
なかなか骨のある強烈な本だ。『自衛隊の闇組織――秘密情報部隊「別班」の正体』(講談社新書)。自衛隊の中に秘密組織があり、海外でも活動しているという。 著者の石井暁さんは1961年生まれ。共同通信の編集委員だ。94年から防衛庁担当記者になり、長年この問題を追いかけてきたそう ...
書名 性からよむ江戸時代 サブタイトル生活の現場から 監修・編集・著者名沢山美果子 著 出版社名岩波書店 出版年月日2020年8月21日 定価本体820円+税 判型・ページ数新書判・240ページ ISBN9784004318446 ...
書名 日本史サイエンス サブタイトル蒙古襲来、秀吉の大返し、戦艦大和の謎に迫る 監修・編集・著者名播田安弘 著 出版社名講談社 出版年月日2020年9月20日 定価本体1000円+税 判型・ページ数新書判・248ページ ISBN9784065209578 ...