米WTI原油先物価格（原油価格）はOPECプラス（OPECとロシアなどの大産油国で構成）の増産決定を受けて1バレル＝55ドル台に下落したが、その後、「米国と各国との貿易摩擦が緩和する」との期待から60ドル台に上昇した。

アジア時間５日早朝の取引で原油相場は下落。石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）と非加盟産油国で構成する「ＯＰＥＣプラス」が大幅な追加増産で合意し、貿易戦争の影響で需要が伸び悩む中で供給がさらに増えることになった。

石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）と非加盟産油国で構成する「ＯＰＥＣプラス」は、６月に大幅な追加増産を行うことで合意した。複数の加盟国代表者が明らかにした。原油価格の一段の下落につながる可能性がある。

OPEC on Wednesday trimmed its forecast for growth in oil supply from the United States and other producers outside the wider ...

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直近で先物価格がマイナスを記録したのは、2020年のコロナ禍。それ以前では、2014年には米国のシェール革命による増産での下落、1986年には2度のオイルショックの反動による大幅下落もあった。 イエメンの親イラン武装組織フーシ派が重要な船舶の攻撃をやめることに合意したが、イスラエルへの攻撃は続けると見られ、イスラエルとパレスチナ自治区でのハマスとの戦闘もまだまだ予断を許さない状況は続く。

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