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船舶解撤において、船主、解撤ヤード、金融機関、ブローカーをつなぎ、円滑な解撤を実現する「キャッシュバイヤー」の存在感が高まっている。キャッシュバイヤーは、解撤予定の船を船主から購入し、自ら船員の配乗、保険付保、船級加入、旗国(フラッグ)転籍など、航海 ...
九州運輸局がこのほどまとめた「九州のうんゆ」によると、港湾運送事業法が適用される管内23港合計の2025年3月の船舶積み降ろし実績(速報値、サンプル調査)は外貿が前年同月比6%減の978万トンと2カ月連続で減少した。内貿は4%増の504万トンで2カ月ぶりの増加。コロナ禍前の19年同月比では、外貿が5%減、内貿が14%減だった。23港は関門、博多、三池、水俣、鹿児島、宇部、小野田、苅田、大牟… ...
サーモンを中心に養殖から加工・卸売りまでを手掛けるオカムラ食品工業(青森市)は5日、青森県八戸市で2027年に竣工する冷凍倉庫を活用し、県内にサーモンの保管・物流の新拠点を設けると発表した。これまで県外に保管していたサーモンを集約し、物流保管業務を県内の産業に内製化する計画。八戸港を国内外への物流拠点とし、モーダルシフトを前進させる考えも示した。同社は30年6月期を目標年度とする「中期経営… ...
NIPPON EXPRESSホールディングスは7日、NXグループが9月2―4日にインド・ニューデリーで開かれる南アジア最大級の電子機器関連展示会「SEMICON India(セミコン・インディア)2025」に出展すると発表した。同国の半導体産業の発展を支えるNXグループの包括的な物流ソリューションや高品質サービス、現地での物流インフラ開発の最新状況などを紹介する。同展示会は、幅広い半導体… ...
【関西】阪神国際港湾会社は18日、国や港湾管理者と連携して実施する阪神港(神戸港、大阪港)の集貨事業のうち、他の国内港湾と連携して行う「日本諸港利用促進事業」に三池港(福岡県)を新たに追加したと発表した。これで利用促進港は計22港となった。同事業は外貿実入りコンテナの輸送で、利用促進港と阪神港が共同で広報やPRを行い、両港を結ぶ海上輸送ネットワーク(内航船、フェリー、RORO船など)の利用… 続き ...
航空大手3社(ANAホールディングス〈ANAHD〉、日本貨物航空〈NCA〉、日本航空〈JAL〉)の4―6月期の国際貨物収入はANAHD、NCAで前年同期を下回った。重量単価の下落に加え、米国による関税政策の影響で主力の中国発北米向け貨物が減少した。JALは自社運航の中型貨物専用機(フレーター)の3機目投入でアジア発貨物を取り込み、収入・貨物重量がともに2桁増となった。表は4―6月期の航空3… 続き ...
韓国造船大手のサムスン重工業は、足元でLNG(液化天然ガス)運搬船2件計6隻を成約した。契約額は1隻当たり約2・5億―2・6億ドルとなる。発注者、船型などの詳細は不明。手持ち工事量拡大で前年と比べ成約は落ち着いているものの、サムスン重工の受注は継続している。サムスン重工は18日、2件計6隻のLNG船受注を韓国取引所に告示した。1件目は、オセアニア船主向け4隻。契約総額は1兆4350億ウォン… 続き ...
海外の海事メディアによると、韓国海運大手の高麗海運(KMTC)はHD現代グループのHD韓国造船海洋に1万3000TEU型コンテナ船4隻を発注したと報じられている。高麗海運は近年、メキシコ航路の開設や約40年ぶりとなる北米航路を開設などサービスネットワークの拡充を進めている。今回の新造船は同社として過去最大規模の船型とみられており、今後の投入航路や起用方法に注目が集まる。欧調査会社のアルファ… 続き ...
デンマークのプロダクト船大手トームが14日発表した2025年4―6月期決算は、純利益が前年同期比70%減の5870万ドル(約86億円)だった。紅海迂回(うかい)による運賃市況高騰が収束したことが主因。セール・アンド・リースバック契約を結んでいた13隻の買い取りオプションを行使したことも明らかにした。売上高は28%減の3億1520万ドル。EBITDA(金利・税引き・償却前利益)は50%減の1… 続き ...
台湾船社のワンハイラインズは14日、韓国・サムスン重工業・巨済造船所で1万3100TEU型新造船の命名式を行ったと発表した。同船は2021―22年にサムスン重工業へ発注した1万3100TEU型シリーズ全13隻の最終船で、「WANHAI A20」と命名された。引き渡し後はアジア―南米西岸航路に投入される予定だという。「WAN HAI A20」は全長335メートル、船幅51メートル、喫水… 続きはログ ...
日本内航海運組合総連合会がまとめた6月の主要元請けオペレーター(運航船社)58社の輸送実績によると、貨物船(鉄鋼、自動車など7品目)は前年同月比2%減の1639万4000トンだった。一方、油送船は横ばいの802万5000トン。梅雨前線などの影響は見られず、時化(しけ)による輸送障害もほぼ確認されなかった。貨物船の輸送実績を品目別に見ると、鉄鋼は前年同期比3%減少した。輸送障害はほぼ発生しな… 続き ...
港湾職業能力開発短期大学校横浜校(港湾カレッジ、横浜市)は8日、ダイトーコーポレーションの協力を得て、中学生を対象に横浜港大黒埠頭で自動車船ターミナルの見学会を開いた。参加者は8人。同社職員から講義形式で横浜港が果たす役割などを学んだ後、バスに乗ってヤードを巡った。参加者は多数の車両が蔵置されている光景に感嘆の声を上げていた。見学会は、港湾カレッジが同日に開催した「港のしごと体験・見学ツア… 続き ...
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