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韓国造船最大手HD現代グループは、選別受注する中で成約を継続している。足元では、子会社のHD現代三湖がLNG(液化天然ガス)運搬船、スエズマックス型の原油タンカーを計6隻追加受注した。グループの造船持ち株会社、HD韓国造船海洋は6月23日、子会社のHD現代三湖が15万7000重量トン型の原油タンカー2隻を成約したと韓国取引所に告示した。発注者はアフリカ船主としている。契約総額が2453億ウ… ...
商船三井と、三菱重工業グループの三菱造船は30日、共同で開発している液化CO2(二酸化炭素)・メタノール兼用輸送船について、日本海事協会(NK)から基本設計承認(AiP)を取得したと発表した。同兼用船でのAiP取得は世界初となる。CCUS(CO2回収・有効利用・貯留)で、CO2を燃料や化学製品に転換する技術は、CO2の利用法として注目される。さらに、回収したCO2を原料として合成メタノール… ...
商船三井は6月27日、MOLアンバサダーを務める小中高生を大阪・関西万博に招待し、体験型学習を実施したと発表した。海や海運業について学びながら伝える役割を担うMOLアンバサダーたちは、商船三井の出展ブースや同社が支援するモーリシャスの展示パビリオンなどを訪問した。商船三井は「未来の都市パビリオン」で、風力と水素を活用する次世代ゼロエミッション船「ウインドハンター」の大型模型を展示している。… ...
国際協力銀行(JBIC)は6月27日、商船三井がポーランドで実施するFSRU(浮体式LNG〈液化天然ガス〉貯蔵・再ガス化設備)用船事業に対して2億5200万ドル(約362億円)を融資すると発表した。JBICは、商船三井が100%出資する「ホワイトイーグルエナジー」(キプロス)との間で、融資金額2億5200万ドルを限度とする貸し付け契約を同日締結した。三井住友銀行と仏系金融グループのクレディ・アグ… ...
日本船主協会は6月27日、東京・平河町の海運ビルで第78回通常総会と懇親会を開催した。総会で選任された長澤仁志新会長(日本郵船会長)は、懇親会冒頭のあいさつで「卓越したリーダーシップを発揮し、日本の海運界を着実に前進させてくださった」と、明珍幸一前会長(川崎汽船会長)に謝意を表した。その上で、「当協会は安定的かつ安全な海上輸送を通じて産業と生活を支え、世界経済の健全な発展・成長に寄与するという大… ...
国際船員労務協会は6月25日に定時総会を開き、新会長に綾清隆氏(川崎汽船特任顧問)を選任した。副会長には谷本光央氏(商船三井専務執行役員)、事務局長には池田良一氏が就いた。… 続きはログインしてください。
阪神国際港湾戦略事務局ポートセールス部会は24日、鹿児島市で「阪神港セミナーin鹿児島 地元港の利用に関するご提案」を開催する。阪神港は鹿児島県と国際フィーダー航路やフェリー航路で結ばれており、阪神港の最新情報や優位性をアピールし利用拡大を図る。セミナーでは、第1部で近畿地方整備局が「コンテナ物流の動向と阪神港」、阪神国際港湾会社が「阪神港のご紹介」の演題で話す。また、井本商運が「内航コン… ...
日本海事センターがCTS統計を基にまとめた4月のアジア16カ国・地域発欧州53カ国・地域向け荷動き(欧州西航)は前年同月比8%増の164・2万TEUで2カ月連続の増加だった。1―4月累計では9%増の613万TEUと同期として過去最高。4月の積み地別は中華地域が9%増の128・6万TEUと最も伸びた。日本、韓国などの北東アジアは8%増の15・6万TEU、東南アジアが5%増の20万TEUだった。… ...
日本海運貨物取扱業会は6月27日、横浜市内で第78期定時総会を開き、2025年度の事業計画などを承認した。総会後の懇親会であいさつした飯塚利信会長(内外日東)は「会員、行政をはじめとする港湾関係諸団体と協力し、求心力と発信力の強化を柱に『行動する海貨』をテーマに活動していく」と抱負を語った。25年度は引き続き国際コンテナ戦略港湾の施策に取り組むほか、港湾電子化の普及促進を進める。7月1日には協会… ...
東京都港湾局と商船三井クルーズは6月25日、リニューアル後の晴海客船ターミナルに初めて入港するクルーズ客船が同社運航の「MITSUI OCEAN FUJI(三井オーシャンフジ)」になると発表した。同ターミナルへのクルーズ客船入港は2020年以来、5年ぶりとなる。着岸・離岸は8月7日。入港時に東京消防庁臨港消防署による歓迎放水を予定している。晴海客船ターミナルには、商船三井クルーズが運航する… ...
海上災害防止センター(6月30日)退任(常務理事)田中俊弘 (7月1日)常務理事、新井真… 続きはログインしてください。 残り:28文字/全文:52文字 この記事は有料会員限定です。有料プランにご契約ください。
【中部】名古屋四日市国際港湾会社は30日、商船三井出身の吉田毅氏=写真=が社長に就任したと発表した。同日開催の取締役会で決定した。よしだ・つよし81(昭和56)年横浜国立大経営学部卒、大阪商船三井船舶(現商船三井)入社。定航部戦略企画グループリーダーなどを経て11年執行役員、MOL(アメリカ)チェアマン・プレジデント・CEO(最高経営責任者)、14年商船三井システムズ専務取締役、18年同… 続きは ...