○…住田町のSUMITAチェーンソーアート杣遊会(佐藤清司会長)は、来年のえと作品制作を行っている。世田米の作業場に響く豪快なチェーンソーの音が、年の暮れ間近を告げている。 ○…同会は「森林・林業日本一の町」を目指す同町を拠点に、チェーンソー彫刻を通じた街並み整備や作品の特産品化などに取り組む。年末は翌年のえとをモチーフにした作品を制作しており、今年で15年目となった。 ○…作業は11月に始まり、 ...
大船渡市魚市場を水揚げ拠点とする今季のサンマ漁は、今月5日の水揚げを最後に終漁を迎えた。大船渡魚市場㈱(千葉隆美社長)の市況などによると、水揚げ数量は8436㌧(前年同期比2786㌧増)で、令和になってからは最多となった一方、11月末時点で本州2位の宮城・気仙沼に追い上げられ、今月分を含めた実績では、本州一の座は譲ったものとみられる。大規模林野火災の発生や全国的な漁獲増加による休漁措置など、例年と ...
大船渡市大規模林野火災に伴い、市が赤崎町と三陸町綾里で展開してきた被災建物の「公費解体」は、現地作業がほぼ終了した。222棟を対象とし、5月下旬に着手した作業では、がれき処理量が想定を上回る約9000㌧に達したが、仮置き場を活用するなどしてスムーズに進んだ。今後は所有者との立ち会い確認を完了させ、来月中には仮置き場の撤去も計画。更地と化した被災地では、がれきの処理・搬送から、新たな土地の利活用に向 ...
県中学校新人大会(県中体連など主催)はこのほど、県内各地で後期日程の6競技が行われた。気仙勢は、卓球競技の女子個人で大船渡一の松川明椰選手(1年)が初優勝したほか、複数の ...
大船渡市議会12月定例会は12日に開会し、当局は、大規模林野火災関連事業やクマ対策事業を計上した本年度一般会計補正予算など議案8件を提出した。避難所運営の経験を踏まえた災害備蓄品の充実、被災したテレビ共同受信施設復旧補助、3月の復興イベント事業開催などを見据える。クマ対策では、都市公園の伐採・刈り払いに関する事業費を盛り込んだ。各議案は最終日の23日(火)に採決が行われる。(佐藤 壮) ...
大船渡市三陸町越喜来字井戸洞地内の道路脇で7日、大船渡小5年の菅野彩月さん(10)=大船渡町=が、主に寒冷な高山帯に生息する野鳥・ホシガラスの姿を確認した。本州の平野部で見 ...
盛岡市で猫専用アイテムの製造・販売を行うクロス・クローバー・ジャパン(太野由佳子代表取締役)は、2月に発生した大船渡市大規模林野火災で焼損した被災木を活用し、室内飼い猫向けの爪とぎ「がりがりマット」とおもちゃ「ちょいちょいBOX」を商品化した。販売予約を受け付けており、太野代表は「被災木の利用が課題となっていることを知らない人も多い。製品を通じて全国の人に課題を知ってもらい、さまざまな企業で被災木 ...
大船渡市は11日、大規模林野火災で住宅が全焼し、仮設住宅などに暮らす被災世帯向けに実施した「今後の住まいに関する意向調査」の結果を公表した。赤崎町や三陸町綾里に自宅があった60世帯に調査票を郵送し、9~10月にかけて回答を求めた。住宅再建意向は回答対象者の39件(65%)を占めたものの「同じ場所に再建する」は17件(28・3%)にとどまった。家族ごとの事情に加え、被災した場所が土砂災害特別警戒区域 ...
○…各所から持ち込まれるツバキの実から「椿油」を製造している、陸前高田市竹駒町の石川製油。今年も初冬に入ってツバキの実の持ち込み量が増加し、製造シーズンを迎えた。代表の石川秀一さん(77)・春枝さん(76)夫妻と、長女の夫・後藤淳さん(50)の3人で作業し、質の良い油作りに精を出している。 ○…椿油は、けんちん汁の仕上げや天ぷらなどの料理のほか、化粧品などにも使われる高級油。石川製油では、実1㌔あ ...
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