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新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備計画が突然停止になった。どうしてこの計画が急浮上し、強引に推進したものの、結局、見直しを迫られることになったのか。本書『兵器を買わされる日本』 (文春新書)を読んで理解できた。要するに「イージス・アショア」は米国から ...
新聞の小さな書籍広告に目が留まった。先月初めごろだったと思う。『水運史から世界の水へ』(NHK出版)。タイトルよりも「徳仁親王」という著者名にひきつけられた。皇太子殿下である。さっそく購入した。 2019年5月1日の今日から元号が替り、皇太子が天皇になられた。そのよき日に本欄 ...
これまでに、あるようでなかった本かもしれないと思った。『大学教授が、「研究だけ」していると思ったら、大間違いだ!』(イースト・プレス)。昨今の大学の先生が、研究以外のことでいかに大変かということを体験的につづっている。「『不人気学科教授』奮闘記」という副題も付いて ...
女性の50代は、子どもの巣立ち、親・配偶者との別れによって、「母」でも「妻」でも「娘」でもなくなる時がくることを、少しずつ実感し始める年代だ。 詩人の伊藤比呂美さんは、両親とパートナーの死を見届けて、21年暮らしたアメリカを離れ、2018年に拠点を熊本に移した。老いて死ぬ不安 ...
ただちに類書がいくつか思い浮かぶ読者もいるだろう。『欧米人の見た開国期日本――異文化としての庶民生活』 (角川ソフィア文庫)。幕末から明治初期にかけての日本が、欧米人の目にどう映ったかを報じたものだ。 著者の石川榮吉さん(1925~2005)は人類学者。専攻は社会人類学。京都大卒 ...
「第一章 移動する天皇」「第二章 郊外の発見」「第三章 文学者の時刻表」「第四章 事件は沿線で起こる」「第五章 記憶の車窓から」からなる構成。天皇や皇族が登場する「第一章」には、歴史の秘話が納められ、読み応えがある。 なかでも、「秩父宮、上越線回りの謎」に、ぞくりとした ...
書名 太平洋戦争の収支決算報告 サブタイトル戦費・損失・賠償から見た太平洋戦争 監修・編集・著者名青山誠 著 出版社名彩図社 出版年月日2020年8月20日 定価本体1300円+税 判型・ページ数四六判・224ページ ISBN9784801304680 ...
これには、自分たちの血統を「高貴な青い血」と呼び、身分の違う者や他宗教の者との結婚を避けたため、近親婚を繰り返したことが影響していると考えられている。1章では、ハプスブルク家の歴史と「アゴの軌跡」を詳しく追っていく。 このほか、「王の長女は王以外の王族男性と関係が ...
「Yahoo!ニュース|本屋大賞ノンフィクション本大賞2019」をはじめとする11の文学賞を受賞し、60万部を突破したブレイディみかこさんの著書『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』。 このたび、同書の「副読本」かつ「続編」となる『他者の靴を履く――アナーキック・エンパシー ...
新型コロナウィルスの感染源ではないかと報じられているコウモリは、案外多くの地域で食べられている。コウモリは血を好むイメージだが、実際に動物の血を吸うのは約1100種類のうち限られた種類だそう。高級料理やおやつなど、食べ方のバリエーションも豊富だ。 本書の目次は以下の通り ...
新型コロナウイルスが拡散しているなかで、実に含蓄に富んだ本が出た。『天変地異はどう語られてきたか――中国・日本・朝鮮・東南アジア 』(東方選書)。共同で「天変地異の社会学」を研究してきた9人の大学教員が、それぞれの分野ごとに分担して執筆している。執筆代表者は中国思想史 ...
書名 「コミックス」のメディア史 サブタイトルモノとしての戦後マンガとその行方 監修・編集・著者名山森宙史 著 出版社名青弓社 出版年月日2019年10月23日 定価本体2400円+税 判型・ページ数四六判・294ページ ISBN9784787234605 備考戦前は「漫画」、戦後は「マンガ」と著者が書き分けています ...
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