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2024.04.24 Tweet 目次 思想の言葉 岡 真理 他者の不透明さの壁のもとに ──ジャン・ウリ没後10年に寄せて多賀 茂 ...
今回お話しするのは、和光大学の打越正行さんです。2019年に刊行された『ヤンキーと地元──解体屋、風俗経営者、ヤミ業者になった沖縄の若者たち』(筑摩書房)は、発売より大きな話題を呼び、第6回沖縄書店大賞 沖縄部門大賞を受賞しました。対談を通じて、10年以上 ...
記事一覧 反骨と祈りを子どものそばに/こどもの本屋てんしん書房(東京都)中藤智幹さん 『図書』2025年8月号 目次 【巻頭エッセイ】美輪明宏「ナガサキを憶う」 第8話 別冊案内 第7話 岩波文庫を全部読む 第3回 Mr.ラップ先生、または私は如何にしてヒップホップにこだわるのを止めて君たち ...
このたび、『岩波講座 社会学』が正式に刊行開始となりました。前回の「岩波講座」からほぼ30年経つ。前回の「岩波講座」が刊行されたときは、たしか私はまだ院生でした。貪るように読んだことを覚えています。あれから社会も、社会学も、大きく変化しました。
今回お話しするのは、大阪教育大学の齋藤直子さんです(対談当時の所属は大阪市立大学)。被差別部落出身者との恋愛や結婚に反対する「結婚差別」について、20年にわたり聞き取り調査を行い分析した著書『結婚差別の社会学』(勁草書房)は大きな反響を呼びました。
今回お話しするのは、日本大学の石岡丈昇さんです。今年5月に刊行の『タイミングの社会学──ディテールを書くエスノグラフィー』(青土社)では、マニラの貧困世界(ボクシング・キャンプ、都心のスクオッター地区、人里離れた再居住地)において生きられる「時間」が考察さ ...
記事の掲載期間を終了いたしました。本連載は2025年3月に単行本『身近な薬物のはなし』として刊行する予定です。 Tweet ...
5 『幸福な王子』は、自己犠牲的な博愛を賛美したいのか、その無力さや虚しさを言い表したいのか、どちらもなのか、私にはそのあたりが子供の頃よくわからなくて(それはダイジェスト版の絵本を読んだからかもしれない)とにかく戸惑っていた。というより、自己犠牲的にぼろぼろになり ...
似たようなことを、依存症史研究の第一人者デイヴィッド・コートライトも、著書 『ドラッグは世界をいかに変えたか:依存性物質の社会史』 (春秋社、2003)において指摘しています。彼は、人類に最も大きな健康被害をもたらしている薬物として、アルコール、ニコチン、カフェインの3つ ...
2023.06.22 Tweet 目次 【小特集】E・H・カーと『歴史とは何か』 思想の言葉 近藤和彦 日本におけるカー受容の特徴について 加藤陽子 出会いと再会 ──E・H・カー『歴史とは何か』のグローバリティとローカリティ小山 哲 清水幾太郎が訳す,『歴史とは何か』をめぐる二,三のこと 成田龍一 中国 ...
佐藤 実際はそんなことはまったくなくて、地方の新聞、その言論は、地方政治と癒着し、政党政治と一体化していた。これまでのような「権力VSメディア」という単純な図式で社会の現実は見えません。いま、新聞記者からスタートして、やがて政治家になったジャーナリストの『近代日本 ...
今から四〇年以上前、あまりお金がない学生だった私は、無料でもらえる出版社の広報誌を読んで知識を得ていた。『図書』は神田神保町にあった岩波書籍の専門店「信山社」に行くともらえるので、ほとんど毎号欠かさず読んでいた。