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中国で作られる731部隊や南京虐殺をテーマにした映画が「対日感情を悪化させる恐れがある」との、本末転倒の懸念(危惧)報道がなされるのは、日本社会のこんな水準を思えば、「当然のこと」なのだろう。しかし、この「当然のこと」は、もちろん、批判にさらし、転倒されなければならない。
https://kojiskojis.hatenablog.com/entry/2025/08/12/202034東京の杉原浩司(武器取引反対ネットワーク:NAJAT/ウクライナ民衆連帯募金) です。[転送・転載歓迎/重複失礼] 絵に描いたような大国主義の横暴が演じられようとしています。人権と尊厳を 平然と踏みにじる暴挙に当たり前に声を上げる行動です。ぜひご参加、ご取材 ください。 ------- ...
「日本」という観念が創出されたのは7世紀から8世紀にかけてのことだ。「天皇」も同時につくられた。そして、「日本」とは「天皇」と呼ばれる皇帝が統べる帝国とされた。帝国は、異族の王を服属させなければ、その名に値しない。そこで当時の「日本書紀」や「大宝律令」の制作者たちは、朝鮮を従属国として描き出した。以来、「日本とは何か」という問いが浮上するたびに、朝鮮は日本の属国として描き出されることになる。明治以 ...
最初に石田共同代表が挨拶、今回の総会の第2部で関生弾圧にデジタルデータがどのように使われたのか検証することを紹介、また、冤罪の福井事件等がそうであるように、関生弾圧でも無罪を勝ち取った組合員も警察や検察に人生が無茶苦茶のされたことを考えたいと発言しま ...
黒井さんはその主要な理由が、戦争神経症の兵士は「皇軍には皆無」と戦時中に日本軍・政府が虚偽発表し、メディアがそれに追随して報じたこと、さらに唯一の治療機関だった国府台陸軍病院の院長が「50年間の箝口令」を敷いたことにあると指摘しました。
<「じょうろうがい(女老外)」ということばをご存知だろうか? 社会的マイノリティである「女性・老人・外国人」をまとめて呼ぶ言い方だが、なぜだか外国人排斥を唱える人々と、世代間対立を煽る人たち、そして女性差別をする者とは、かさなっている。
8月19日(火)、午後4時より、JAL青空チャンネル(第30回)を配信します。 8月12日はJAL123便事故から40年にあたり、羽田空港でアピール行動を行いました。 番組の冒頭では、JHU山口委員長から、こうした最近の活動状況について報告します。 続いて、ゲストコーナーには、中央大学教授の松丸和夫さんをお招きし、お話を伺います。
実際に今後、AIが〝小説を書く〟ようになるかどうかは判らない。言うまでもなく文章とは、ただ文法的に正しく読みやすく、論理的であれば名文というわけではないし、そうやって描かれることが傑作の条件でもない。むしろ悪文に属する名作も存在する。今後、AIがどのように小説――文学と関わって行くかを思うと、あるいはこの『東京都同情塔』が、その嚆矢《こうし》として位置づけられることとなるのかもしれない。
地震の後、富山の工場に移り、終戦後の秋に着のみ着のまま帰される。「後から荷物と給料は送る」と言ったが、何十年経っても返ってこなかった。帰国後の彼女たちに待っていたのは「挺身隊」をイコール「慰安婦」と捉えられ、「汚れている」と烙印を押されるさらなる差別だった。だから口を閉ざした者が少なくない。戦後も終わらない苦難は全て日本と三菱重工に負わされたものである。
レイバーネット川柳班が編んだ『抵抗川柳句集ー戦後八十年 ...
「パレスチナ国家承認」は一九六七年の第三次中東戦争でイスラエルが勝利して以来、フランス政府の外交政策になった。当時、「パレスチナ寄り」だったシャルル・ドゴール大統領はイスラエルを非難し、「イスラエル承認」と引き換えに、イスラエルが占領した地域からの撤退と「パレスチナ国家承認」という「二重承認」を提唱した。この原則が「二国家解決」という形で、その後のフランス外交の基礎になった。
救護所を出たあと、パビリオンに入ろうかと思ったが、どこも長い行列だった。大屋根リングの下に避難する人々が団扇を仰ぎながら座っていた。「暑さ対策」に取り組んでいるという万博協会の言葉は絵空事だった。