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国が掲げる「誰一人取り残さないデジタル化」の号令の下、自治体DX推進計画を軸に市町村のデジタル化は加速度的に広がりつつある。各種証明書のオンライン請求、窓口でのキャッシュレス決済、チャットボットによる問い合わせ対応など、「役所が前よりちょっ ...
生成AIが注目されて2年近くが経過し、企業では様々な用途での活用が拡大していますが、従業員規模別に生成AIの導入・利用率を比較すると、従業員規模が大きいほど導入・利用が進んでいる状況が確認できます(図表1)。特に、全社で導入している企業の割合は、従業員数が1,000人以上の企業 ...
私は古墳のにわか愛好家です。本欄「風見鶏」にも過去2回、古墳の探訪記を書いてきました。1回目は2017年7月に 「復元された前方後円墳を体験-AR・VRの活用を考える」 と題して、2回目は2019年1月に 「大山古墳(仁徳天皇陵)でAR・VR体験」 を書いています。2回とも歴史遺物の保存・復元の ...
2017年10月23日、株式会社ベネッセコーポレーション(以下、ベネッセという)の情報漏洩事故(以下、本件事故ともいう)に関して、最高裁判決が出された。 といっても、本件事故自体が、最早3年も前の出来事であるから、「何だったっけ」という人も多いと思う。 当時を振り返り、何が問題 ...
5Gサービスの展開・6Gの議論開始 5Gは、2019年4月に米国・韓国でスマートフォン向けのサービスが開始され、GSMAのレポート(The Mobile Economy 2020)によると、24の市場で46の事業者が商用5Gサービスを提供している(2020年1月末時点)。2025年の世界における全モバイル接続の内、4Gはいまだ56%を占める ...
突いたり掴んだりするには手先の感覚が重要だが、触覚があるのは何も手先だけではない。露出している皮膚の至る所に人間の触覚は張り巡らされている。首や背中など接触の感覚を疑似的に味わうための研究・開発のフロンティア、余地は依然大きい。 例えば、東京大学と法政大学の合同 ...
図1:20年度にシェアサービス提供し始めた人の中で 新型コロナの影響で提供し始めた人の割合(全年齢平均) 出典:「2021年シェアリングエコノミー調査報告書・データ集」 (株式会社情報通信総合研究所) ...
HAPSの概要 近年、次世代の新たな通信インフラとして、HAPS(High Altitude Platform Station:高高度基盤ステーション)という技術が注目されてきている。現在のモバイル通信において、ユーザー端末との無線通信を実現しているのは、広義では5GやWi-Fi等も含めて地上の無線基地局が主流であり、その ...
序章 今や男女の出会いツールとして当たり前のように用いられることが多くなったマッチングアプリ。2020年の国内オンライン恋活・婚活マッチングサービス市場(予測)は、前年比約2割増の620億円に伸びる見通しで、今後もさらに成長するという。市場規模、ユーザー数ともに堅調に推移して ...
2025年度、自治体DXが一つの区切りを迎える。 目指すデジタル社会のビジョン「デジタルの活用により、一人ひとりのニーズに合ったサービスを選ぶことができ、多様な幸せが実現できる社会 ~誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化~」の実現に向けて、住民に身近な行政を担う市町村の ...
「ブロックチェーン」という名称は、データの保存の仕組みからきている。ブロックチェーンに格納されたデータは、ある一定量までたまると、ブロックに格納され、また次のブロックにデータが格納される。このブロックは時系列順に、チェーンのようにつながる仕組みになっており、各 ...
投票日に指定投票所に出向いて行う選挙の投票には3密の懸念がある。今年我が国では、国政選挙の実施がなく、コロナ禍での全国選挙という混乱は避けられた。インターネットやデジタルを活用した新たな生活スタイルも徐々に浸透してきているが、世界には選挙の投票をインターネットで ...