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KASAは、東京とモスクワを拠点に活動する建築家ユニット。その初の個展では、国籍も性別も異なるふたりの「ものさし」と「まなざし」との間に生まれる往復運動、KASAのこれまでの歩みを主にドローイングとテキストで綴る。
ロシア・ビヨンド(Russia Beyond)は、ロシアに関心をもつ人々の世界最大のコミュニティです。 私たちの使命は、世界中のユーザーがロシアについてより多く知るのをお手伝いすることです。私たちはロシアの文化、歴史、料理、ビジネスチャンスについて話し、ロシア旅行のプランを手助けし ...
1. 戦勝を記念して建てられた 赤の広場に臨むこの寺院は、「生神女庇護」の日にカザン・ハン国が打倒されたことを記念して、イワン雷帝の命により、1555—1561年、建立された。 寺院は「ポクロフ・ボゴロージツィ・ナ・ルヴー(堀の上の生神女庇護)大聖堂」と名付けられた。1813年まで ...
放射性物質の多くは、自然界で崩壊するのに数十年、数百年、またはそれ以上の長きを要する。しかしながら、ロシア科学アカデミーA.M.プロホロフ一般物理研究所の研究グループが、わずか1時間で中性化、安全化させる方法を発見した。この新しい方法を用いて、福島の水を浄化させることも ...
ヴァディム・ギッペンレイテル、イゴリ・シピリョノク撮影 クマ カムチャツカは、ロシア構成下の真の「クマ州」である。さまざまな評価によれば、ここには、1万5千~3万頭のクマが棲息しており、クマがこれほど密集しているところは、ロシアばかりか世界にもない。カムチャツカのクマを ...
日本のアニメで描かれるロシアの登場人物は長い間、実際とは異なるステレオタイプ(とはいえ、西側諸国の人々が抱くステレオタイプとは違っているが)に基づくものであった。しかし、ここ20年は、紋切り型のロシアのイメージを超えたものになってきている。
農民や中産階級は、ぜいたくな装飾をつけることができなかったため、地味なダークカラーの、亜麻やウールなどの手織り布のサラファンを着ていることが多かった。それでも服はお守りで、着ている人に幸運をもたらすと信じられていたことから、おしゃれな女性は組みひも、リボン、刺繍 ...
ロシアは世界最大の国土を持つ国である。その面積は1710万平方メートル。フランスが25個、ドイツが47個入る広さである。これほど国土が広大になった理由はその歴史に隠されている。 ロシアは元々ヨーロッパの国家と同じように形成された。15世紀から16世紀まで多くの公国が争いを繰り返し ...
ロシアには、「笑顔を普段見せない」という現象が確かに存在する。これは行動においても、会話においても、はっきりと現れる国民的性質の一つだ。 ロシアの笑顔の特徴をあげると、なぜあまり笑わないかがわかる。 1. 笑顔を見せる時は、唇だけを動かす。まれに上の歯を少し見せることが ...
物心ついた時にはもうトヴォーログのザペカンカを朝食で食べていたのを覚えている―天然のたんぱく質と他の栄養分が適度のバランスで含まれており、1日を始めるのに最適なメニューである。使われている主要な材料はよくご存じの卵とトヴォーログ(味付けがされていないスラヴの伝統的 ...
例えば、1812年の祖国戦争でパルチザン部隊を率いて活躍した英雄であり、詩人でもあったデニース・ダヴィドフは、その回想にこんなことを書きとめている。すなわち、農民は(フランス語を知らず文盲であることが多かったので)、「ロシア貴族の将校がきれいにロシア語を発音できないと ...
ミハイル・ブルガーコフ(1891~1940)は、最高にユーモラスかつ神秘的なロシア作家の一人だろう。彼は、波乱に満ちた困難な人生を歩み、検閲とソ連体制に苦しめられた。こうした経緯はすべて、彼の傑作群に反映されているが、それらのいくつかは、彼の死後に初めて出版された。