【ニューヨーク=川上梓】米ゼネラル・モーターズ（GM）は1日、トランプ米政権による自動車や部品への関税で2025年に最大50億ドル（約7200億円）のコスト増を見込むと発表した。特に影響が大きいのが韓国からの輸入だ。09年の経営破綻以降の経営資源の集中や「脱・中国」を背景に進めた韓国シフトが関税下で重荷になっている。【関連記事】同日、関税で年間コストが40億〜50億ドル増えると発表した。25年

アメリカの大手自動車メーカー、GM＝ゼネラル・モーターズは、ことし1年間でトランプ政権の関税措置に伴う追加費用が日本円で最大およそ7200億円にのぼるという見通しを明らかにした上で、業績予想を大幅に下方修正しました。

［デトロイト１日 ロイター］ - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）(GM.N), opens new tabは１日、２０２５年通期利益予想に関税の影響を反映させ、従来予想から下方修正した。 ＧＭは先月２９日、トランプ米政権の自動車関税の軽減措置の発表を控えて通期予想を撤回していた。もっと見る 今回示した予想は、現在の規制・政策環境を踏まえた関税関連の影響を４０億─５０億ドルと見積もり、調整