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(ブルームバーグ): 中国とインドは、約5年ぶりとなる国境での地場産品貿易再開に向けた協議を進めていると、事情に詳しいインド当局者が述べた。長年にわたる両国の緊張緩和に向けた、緩やかながら着実な一歩となる。
[ニューデリー/北京 14日 ロイター] - インドと中国は領土問題などで対立し、地政学的・経済的にも競争を続けてきたが、トランプ米大統領による貿易戦争に対抗するためひそかに関係を強化しつつある。
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 on MSN14 時間

インドに米関税の逆風、揺れる「脱中国」企業

ドナルド・トランプ米大統領の第1次政権発足以降、貿易の先行きに不安を抱える企業は生産拠点を中国から移すことを基本方針にしてきた。だがトランプ氏による世界的な関税攻勢が数カ月続き、そうした原則は必ずしも当てはまらなくなっている。
中国とインドの外交関係は、2020年に発生した国境地帯での衝突で双方に死者が出たことで厳しい状態に陥っていた。インドは最近、中国籍の渡航者に対する観光ビザの発給を再開。モディ首相は8月31日から天津で開催されるSCO首脳会議に出席し、中国の習近平国家主席と会談する見通しだ。
NY外為市場でインドルピーは反発した。関係筋によるとインド準備銀行は自国通貨防衛で、少なくとも50億ドル相当のドルを売却したという。トランプ大統領が安いロシア産石油を購入し、市場で高値で売却していると非難しインドに対し、高関税を賦課。このため、インド ...
この件に関する両国の発表はまだないが、インド政府の関係者は訪中に向けた準備が進められていると話した。SCO天津サミットは中国の 習近平 (シー・ジンピン)国家主席が主宰し、 ロシア の プーチン 大統領も出席する見通しだ。
米国とインドは数カ月に及ぶ交渉を続けたが、通商合意には至らなかった。その後、トランプ氏はインドへの態度を硬化させ、一方的に25%の国別関税を発表した。同氏はインドが米国製品に対するアクセス緩和を拒んでいると非難、主要新興国グループ「BRICS」への加 ...
ネクストチャイナの投資先として注目されるインドだが、株式だけでなく国債に期待が集まっているようだ。米金融大手のJPモルガン・チェース ...